ある!男子には!ドキドキのアニメ体験が!

「風の谷のナウシカ」がノーパンだと勘違いしていた友人のことを、以前、書かせて頂いた。
きっと彼は「王蟲が!トルメキア軍が!巨神兵が!」…というハラハラドキドキに加えて、「ナウシカがっ!太ももがっ!お尻がっ!」…という、別のドキドキも感じて、映画の間中、胸がキュンキュン、悶絶していたのだろう。

しかし…
ある!男子には!1つや2つ!
このような「ドキドキのアニメ体験」が!

私にもある。たくさん。
その中でも、強烈に覚えているものを2つ、誰からもまったく要求されていないが告白させて頂く。
まず1つめは、「ときめきトゥナイトのエンディング」である。↓

ときめきトゥナイト エンディング(YouTube)

80年代にあまたの女子の皆さんをときめかせた、池野恋先生原作の大人気少女マンガ。そのアニメ化作品。
オープニングも名曲すぎて有名。

しかし、このエンディングが!当時の私には!まだ青い春の門をくぐったばかりだった私には!なんかドキドキだったんである。

観ていただければわかるが、別に「どエロ」ってことはない。
しかし私は、暗闇の中で踊るヒロイン蘭世の、マントの中の見えそで見えない細く白い裸身に、ひたすらドキドキ悶絶してたんである。

私が思うに、この「見えそで見えない」というところが重要な悶絶ポイントではないだろうか?
男というものは、オッパイ全開まる出しっ!ボーン!とかよりも、太ももチラリとか、胸元チラリとかにグッとくるものではないだろうか?
それとも私が生粋のチラリストだからだろうか?
なぜ私は自分の性癖を暴露しているのだろうか?

もう1つは、「キャッツアイ2のオープニング」である。↓

■キャッツアイ2 オープニング(Dailymotion)

これは当時の私には、衝撃のエロさだった。
全体的にもう当時の他のアニメと違う。東京ムービー作品特有のアダルトな感じ。

特に、サビに入る前の、ジャジャジャジャ!のところ。(何と言う下手な説明だろう!)
たたみかけるようなカット割りで、一瞬しか確認できない瞳姉さんのアレな姿にガビーン!
「今のは!?いったい!?見たい!もっと!ハッキリと!」と悶絶して転げまわった。

たしかこのアニメ、月曜の夜7時の放送だったと思う。
「夕飯時に、これってヤバイのでは…?」と子供心に疑問を感じた。

私の両親は共働きで小さな喫茶店をやっていた。そのため夕飯はいつも両親抜き。おばあちゃんと兄弟で食べていた。
しかし間の悪いことに、この喫茶店の定休日が毎週月曜。
「キャッツアイ2」の時間には、家族全員がちっこいテレビの前に、晩御飯だヨ!全員集合!
本当はオープニングをガン見したいのに、家族の手前、凄まじく気まずく無理。絶対。

「変なエアロビ女泥棒軍団になんか、ワシはまったく興味ない。お呼びじゃない。オカズじゃない。ワシが今、興味があるのは目の前のオカズだけなんよ」の顔と動きで、チラ見。
やがて、おばあちゃんが、裏番組の「クイズ100人に聞きました!」に、ゆるやかにチャンネルを変えるのであった…↓

80年代アニメあるある

しかし、当時、私の周りには
「キャッツアイ2のオープニング!ばりエロいよねっ!」
…と言う人は1人もいなかった。
なぜだろう?
みんなビンビン来てるが、そのことに触れるのが何となくタブーになっていたのだろうか?
それとも、エロいと感じていたのは私だけだったのだろうか?

この文章を書くにあたり、ネットで「キャッツアイ2 オープニング エロい」で検索してみた。
いた。
たくさん。
私の他にも。
「キャッツアイ2」のオープニングを、エロいと感じていた人が。
中にはYahoo知恵袋で
「キャッツアイ2のオープニングってエロくないですか?瞳、乳首立ってるし、いーんですか?」
と相談している40代サラリーマンの方も。

残業代ゼロ法案の導入…消費税率、年金受給年齢のさらなる引き上げ…広がり続ける貧富の格差…
世界には暗澹たる気持ちになる問題が山積みで、たずねたいこと、相談すべきことはたくさんあるはず。
それなのにこの
「瞳、乳首立ってるし、いーんですかっ!?」
という相談。
イカす。
私も、そういう人間でありたい!
たとえこの世が闇で満たされ、わが身が飲み込まれたとしても!
退かず、媚びず、省みず、終の刻までピンコ立ちで!

(おわり)