初めての手術  ALTA療法  その①

先日、生まれて初めて「手術」をした。
あまり、声を大にして言うようなことではないが、痔の手術である。

私のは「内痔核」、いわゆる「イボ痔」と呼ばれるもの。
主な症状は、下記の3つ。

症状その1
お尻の内部にできたイボが「大」をするたびに飛び出てしまい、指で押し込んで戻す必要がある。

症状その2
以前は出血も大量にあり。
トイレで用を足すたびに、便器が真っ赤に染まる。
ひどかった時は、ちょっと下腹部に力が入っただけで、バシャバシャッと出血。
ズボンやカーペットが血まみれに。
(ちなみに内痔核の特徴として、出血の際に痛みがまったくない。これが逆に怖かった)

症状その3
疲労が溜まると、お尻が重く、だるくなる。
立って歩くのもしんどい。

「病院に行ってみようかな?」と考えたこともあり。
しかし他人に尻を見せたことが、多くの人と同じように泥酔した時しかないので、やはり恥ずかしい。

以前に1度、バイト先の後輩たちに相談。
「いったい、痔の診察とは、どのようなものなのだろう?」と聞いてみたところ ↓

イボスエ

…と「恐怖の肛門科情報」を注入され、、すっかり怖気づいてしまった。
それに、ド貧乏で手術費も出せそうにない。
生活のため仕事も休めない。何日も入院することになったら困る。
それで通院を、ついつい先延ばし。

しかし、人間の身体は、イメージすることで変わるという。
ガン細胞や、脳腫瘍が死滅するイメージをさせることで、実際に完治した患者の例もあるそうだ。
プラシーボ効果というものも存在するようだし、生理が止まってしまう女性アスリートの話も聞いたことがある。
強く願えば、身体は脳の言うことを聞くはず。
さっそく風呂で
「イボよイボよ、濁った血の澱みよ。我の願いを聞いたなら、その身を砕き、溶けて、流れて、消えてゆけ~♪」
と、ファンタジックな俺ジナル呪文を詠唱しながらマッサージ。
イボが小さくなっていくさまをイメージしながら、祈りを指に込め、毎日せっせとマッサー痔。

しかし、祈り空しく翌日もイボは元気いっぱい飛び出す。全然、脳の言うこと聞かん。
「このままだと、いつか顔とかできて、チュミミ~ン!とか言い出すんじゃなかろうか…?」と不安を感じつつも、ごまかし、ごまかし通院を先延ばし。

そして、とうとう、かれこれ7年ぐらいの付き合いになってしまった。
元カノとの交際期間よりもすこぶる長い。
もはや確実に顔もできているであろう。怖くて見れん。

そして、先日のこと。
休み無しの連続勤務をしていたところ、疲労が溜まり、例によってお尻が重く、だるくなった。
荷物を持って歩き回る仕事なのだが、非常につらい。
このような時は、いつもやってきた通り、座薬を挿入して就寝。
こうすれば、翌日は楽になるのである。
ところが、今回は違った…
治らない。
お尻の重さ、だるさが、そのまま残っている。
出勤はしたものの、つらくて数十分ごとに座り込んでしまう。
いつもとは比べ物にならない疲労を感じつつ、油汗をかきながら、何とか仕事をこなす。
「明日は治るだろう。今までもそうだったんだから」
と願うも、症状は日に日にどんどん悪化。
もはや、立ってるだけでもキツイ。ずっと横になっていたい。

「これはいつもとは違う…もしかすると、痔ではなく、何かもっと重大な病気なのでは…?」
苦痛と恐怖が、しょーもない羞恥心や先延ばし癖を打ち砕き、初めて大腸肛門科の診察を受けてみることにしたのである。
(続く… )

(その➀はこちら) 休日を利用して、あらかじめ調べておいた近所の肛門科へ。 通勤時間と重なり、病院前はかなりの人通りの多さ。 中には女子高生たちの姿もあり。花のよ...

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