落ち武者ブログ

ハゲてきた。
「気のせいさ」と思いたい。
しかし、若い頃にくらべて、前髪あたりのボリュームがダウンしているのは、明らかな気がする。

しまった!
リーブ21の「発毛日本一コンテスト」の壇上で、全力で歓喜の開脚ジャンプしてる人を見て、全力で笑い転げてたバチがあたった!

女性にとって「容姿の若さを失う」ということは、かなりの恐怖なのではないかと思う。
これは男性も同じなのである。
特に「ハゲ散らかす」ということは、「ついに来た!」とUFOの大群が地球に攻めて来た時に言うセリフが思わず口から飛び出してしまうぐらい、この世の終わり級の凄まじい恐怖なのである。ついに来た!

もしも、目の前に謎のボタンがあり、それを押せば一生あたまフサフサでいられるとする。
しかし代わりに、この宇宙のどこかで文明の栄えた星が一つ爆発する。
我、押さずにいられようか…?
と、地球上のすべての男たちが眠る前に自問自答する。私は押す。高橋名人ぐらい押す。

そんな男たちの恐怖心につけこみ、世の中には数多くのハゲ対策が氾濫しすぎている。
やれワカメを食べるといいだの、このシャンプーで毛穴の汚れゴッソリだの、あのトニックで頭皮の血行促進だの、いやミノキシ汁が入ってない汁は効果が無いだの、確実に効果があるのはやっぱりプロペシアだけだの…

プロペシア!高いわ!
男性型脱毛症に治療効果があると認められている唯一の薬なのだが、1ヶ月分で7千円から1万円ぐらいするのである。高いわ!
こんなの買えるのは秒速で3兆円稼ぐ人気ブロガーだけ。
冬本番のこの時期、部屋の暖房にも事欠き、ドライヤーの温風で冷え切った指先を暖め、ブレーカーが落ち、暗闇の中で地獄の亡者みたいな細い叫び声をあげている私には購入不可能である。

しかし、世にあふれるこれらのハゲ対策。
ハッキリ言うが全部無駄である。
ハゲる人はもう何やってもハゲてしまうんである。
それを今から証明させて頂く。

例えばソフトバンクの孫さん。

孫さん
ハゲている。
純資産2兆円以上とも言われる大富豪だ。
どんな高額のハゲ対策だって試せたはず。
「プロペシアをヤフオクドーム一杯分ください」とソフトバンク携帯で電話注文もしたはずだ。
でもハゲている。

次にウィリアム王子。

ウィリアム王子
ハゲている。
王子だけどハゲている。
王家に生まれ、何の不自由も無い、ドライヤーでブレーカー落ちない、暖かく豊かな環境で育ち、美しいお妃様もゲット。
平凡な庶民の暮らし以外は、望めばすべて用意される人生。
しかしあるパレードの日。
ワンパクなチビッ子に「ハゲっ!」と言われ、白馬で家にダッシュ。手鏡で後頭部をチェック。みんな気づいてたハゲに初めて気づき
「Oh…Destiny…」
とつぶやいた。
そして
「プロペシアとミノキシジルタブレット100年分、バッキンガム宮殿宛てに送ってクレ。」
と執事のジェイムスに頼み、ジェイムス、オオサカ堂の通販サイトで滞りなく注文したはずだ。
でもハゲている。

そしてブルース・ウィリス。

ブルース・ウィリス
ハゲている。
たぶんテロリストとのしつこすぎる戦いで、爆炎の中をくぐり抜け過ぎて毛根ごと焼けてしまったのだと思う。
ハゲているっていうかもう諦めて剃っている。
しかし1本の映画のギャラが何十億円というハリウッドトップスターだ。
欲しい物は何でも買えるはず。
マイ豪華クルーザーで太平洋を渡り、湘南海岸に上陸し、湘南美容外科クリニックでプロペシアを大量購入したはずだ。
でもハゲている。

孫さん、ウィリアム王子、ブルース・ウィリス

みんなハゲ&リッチ

金があるから、すべてのハゲ対策を試した

でもみんなハゲている

つまり、どんなハゲ対策も無駄である

ご理解頂けたであろうか?
日夜、薄毛と戦い続けている方々に、絶望で頭を垂れさせ、両手でつむじを隠させるような残酷な現実を突きつけることになってしまった。
申し訳ない。
しかし精緻を極めた検証の結果、3人中3人、つまり100%という恐るべき数字が出てしまった。
出てしまった以上、もうごまかすことはできない。
証明されてしまったこの事実を、我々は粛々として受け止めるしかない。

私はもうジタバタしない。
時の過ぎゆくまま…
花が咲き乱れ、やがて舞い散るように、ハゲ散るつもりだ…(Destiny…)

私はこのブログで自分のキャラを ↓

天パー
という絵で描かせて頂いているが、ある日突然ふつうに ↓

落ち武者
…という絵に変わるかもしれない。
その時は「アイツ…ついにハゲ散りやがったな…」と思って頂きたい。
その時はブログ名も「落ち武者ブログ」に変更する予定。

しかしこれでスッキリした。
ハゲなんて覚悟さえ決めてしまえば、どうということもない。
これでもう、発毛に成功した人のブログや、育毛剤が少しでも安い所をネットで必死に探したりすることもない。
…ん?
…なになに?

「広島市○○区の○○美容外科 プロペシアがなんと特価4千円! 今月末まで! 在庫わずか!」

父よ!大至急タクシーを呼んでくれ!
(おわり)

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