書き初め

あけましておめでとうございます。
昨年、このブログをなぜか訪れてくださった方、ありがとうございました。
今年も、人生の荒波に立ち向かう時にまったく思い出さない言葉だけが満載のミニコラムや、ペヤング食べながら、テレビ見ながら、他のマンガ読みながら読めるゆるゆるマンガを、全身全霊で書いて描いていきたいと思います。
ゆるゆるマンガ。略してゆるマン!

去年の反省点として「下ネタが多すぎる」ということがあったと思う。
ブログ記事をザッと読み返してみると、かなりの割合で「落としどころはうんこしっこ!」という「田舎のチビッ子が作った、肥溜めを利用した落とし穴」みたいになっていた。

インターネットは、世界中につながったドア。
もしかすると私のブログを、ウンチなんてしない橋本環奈ちゃんとかが、ヒョッコリ訪れてしまうことがあるかもしれない。
ダメ。絶対。天使ウンチまみれ。
汚れた過去は消せないが、せめて今年から下ネタはもうキッパリやめよう。
決意を胸に深く刻み込み、己を厳しく律するため、書き初めをしておくことにした。↓

書き初め

小学校低学年の子供がいても全然おかしくない歳なのに、小学校低学年の子供でも書かないような書き初めで自分でもまあまあビックリだが、しかしこれも「下ネタ禁止」の誓いを守るため。良しとしよう。

ところで、昨年も世間では色んなことがあった。
闇の時代の到来を予感させるような暗いニュースも多かったが、押し寄せる暗雲を吹き飛ばすような、明るいニュースだってあった。

特にスポーツ!
中でもスケートの羽生結弦くん!
素人目にも素晴らしすぎるとわかる圧倒的な演技で優勝。どこかのスポーツ新聞に「別世界新記録」なんてウマイこと書いてあった。
でもその通り。すごかった。

それとボクシングの井上尚弥くん!
キビキビした動きから、ガードごと叩き潰すような強打連打!
世界ランク1位の相手に何もさせず、2ラウンドで圧巻のKO防衛!
すごかった。

結弦くんといい、尚弥くんといい、最近の若い子ってホントすごいな、立派だなと思う。
そりゃもちろん中には、オレオレ詐欺が本業で、オヤジ狩りが副業で、趣味は原チャでひったくり!…というような「闇金ウシジマくん」に出てきそうなコワおそろしい子だっているだろう。
しかし全体的には、やはり昔より、少なくとも私の若い頃なんかよりは、ずっと立派でシッカリした子が多いような気がする。

ちょっと前の私の職場にもいた。立派な子が。
鷹野くん(仮名)という19歳のバイトの男の子で、色白で凛とした佇まいは、ちょっと羽生くんに似ていたかもしれない。
何か明確な目標と信念を持って進む人に特有のまっすぐな眼差しを持っていた。
いつも始業の10分前にはビシッとスタンバイ。
テレビで見た記憶力チャンピオンみたいに物覚えが良く、機転もきき、仕事が早い。
重い物を大量に運ぶ長時間の夜勤で休憩も無しっ!…という辛い仕事だったが、グチをこぼさず黙々と働く。
物静かだが話すと明るい。人当たりも良く、悪口カゲ口いっさい言わない。
当然入ってすぐみんなに好かれ、部下に対する暴言がひどいアミバ似のイヤ上司ですら、鷹野くんと話す時はトキみたいな顔になっていた。

ある日、仕事の合間に鷹野くんとちょっと話す機会があった。
なんでもCGデザイナーになるのが夢で、上京して専門学校に通うため、学費と一人暮らしの資金を自分でためているという。
お父さんは早くに亡くなっており、お母さんと弟さんの3人暮らし。金銭面で家族に頼るわけにはいかない。
目標金額を少しでも早く達成するため実はダブルワーク中。
もう一つの仕事は「放課後児童クラブ」で、親御さんたちが迎えに来るまで子供たちの相手をしている。
その後ここで働く。
休みはほとんど無いが、そんな中でも、CGやデザインの勉強を毎日欠かさず3時間やっているとのことであった。

この職場での文句のつけようも無いがんばりっぷりでさえ、実はそのほんの一部であったことを知りビックリ。
「えらいね~。でも、疲れてしんどくて、何もかも投げ出してサボりたくなる時ってない?」
と聞くと
「夢を叶えて人よりイイ思いをしたいのだから、人より努力しなきゃいけないのは当たり前だと思ってます。『努力した分しか手に入らない!』って紙に書いて部屋にも貼ってます。
しんどくてサボりたくなる時はそれを見て
『今日は体がだるい。うかつにダラダラしないように、気を引き締めていこう!』
って決意をシッカリと固め直します。」
とのことであった。

あのまっすぐな眼差しの先に、鷹野くんはいつかきっとたどりつくだろう。
世界の暗雲を吹き飛ばしていくのは、こういう子たちだ。

ちなみに鷹野くんの話を、頼れる人生の大先輩チャールズ・ブロンソンの顔で思慮深げにうなずきながら聞いていた私が、その日シッカリと固めていたのは
「今日はウンチがゆるい。うかつにオナラをしないように、尻の穴を引き締めていこう!」
というケツ意であった。
いい歳こいて、このオナラウンチ人間っぷり。
世界に暗雲が立ち込めるのは、もしかするとちょっと私のせいなのかもしれない!
(おわり)

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