ずる休みの日

私はスーマリで最初のクリボーにあたって死ぬぐらい運動神経が鈍い。
なのでスポーツをするのは苦手なのだが、観るのも凄い苦手でほとんど興味を持てない。わからない。野球とかルールもよく知らないぐらい。
「広島生まれなんだからカープファンなんじゃないの?」とおっしゃるかもしれないが、職場でカープの話題をふられても、いくらがんばっても「衣笠は鉄人。江夏すごい」ぐらいしか頭に浮かばず困る。
サッカーの知識は「キャプ翼のアニメを作っていた土田プロダクションはその後、倒産した」ぐらい。

そんなスポーツにはチョッピリうとい私だが、唯一ボクシングだけは別で、昔から病気のように好きである。

海外のボクシングを観たいがために、オヤツにかさぶたを食べようかと迷うほど貧乏なのにWOWOWにも入ったし、ボクシングマガジンという月刊誌も毎号むさぼり読んでいる。

地球上のすべてのボクシングファンが、一日千秋の思いで、指折りまくって数えて、身もだえしながらその日が来るのを待っている凄い試合がある。
「マニー・パッキャオ VS フロイド・メイウェザー」だ。↓

パッキャオ VS メイウェザー

「なんだ…ボクシングの話題か…」と立ち去りかけたそこのアナタ!あいや待たれい!
この試合の両者のファイトマネーの総額が「240億円以上」と聞けばどうか?
歩いていてチャリリーン!と音がしたら電光石火でビビッと反応、身を低くしてアタリをキョロキョロ見回す私と同じように、立ち止まって頂けるのではないだろうか?
とにかくすべてが破格のボクシング史上に残るメガファイトなのだ。

簡単に両者を説明させて頂く。
フロイド・メイウェザー(写真右)は神業のようなディフェンスを誇り、ボクシング界の頂点に君臨し続ける超天才ボクサー。無敗。マンガみたいな戦績。

ファイトマネーも毎試合えらいことになっており、今回は推定144億円以上。
世の中に高所得のスポーツ選手というのは例えばゴルフのタイガー・ウッズや、他にはゴルフのタイガー・ウッズなど、たくさんいるが、実は地球上のすべてのスポーツ選手の中で1番稼ぐのは、この人なのである。

フェラーリやロールスロイスをギュギューンと乗り回したり、札束をビラビラ見せびらかしたり、嫌セレブなパフォーマンスをワザとするナイスガイなので、ついたアダ名が「マネー」。あまりにもそのまんま。
ビッグマウスや相手をディスる毒舌も有名。
しかし、すべては自分を追い込むためでもあると思う。

マニー・パッキャオ(写真左)は、貧困層から文字通りコブシ1つで頂点に上り詰めたフィリピンの英雄。
反政府組織も、パッキャオの試合がある時は活動をやめてテレビの前に釘付けとのこと。

また、ボクシングの本場アメリカで、ここまで成功したアジア人ボクサーは他にいない。
とにかく倒しにかかるイカすファイトスタイル。ド迫力。だから人気。
相手の心まで砕く凄まじい豪腕で、数々の強敵をなぎ倒してきた。大物を食ってしまうところとご本人の名前をかけて、ついたアダ名は「パックマン」。

ファイトマネーの面でも、メイウェザーほどじゃないにしても結構マネー・パッキャオ。この試合では推定96億円とのこと。

5月3日。長年ボクシング界を牽引してきたこの2人がついに激突するのである。
ボクシングファンが待ちに待ちすぎた、もう流れてしまうんじゃないかとションボリ絶望したこともあった世紀の1戦が、実現するのだ。

「なんかすごいのはわかったけど、ボクシング界における、この試合の位置づけがようわからん。何かのチャンピオンベルトをかけて戦うの?そもそもベルトとか団体とか階級がどーのこーのとか、ボクシング界自体がよくわからんっ!」
…という方もいらっしゃると思う。
しかし気になさらなくとも良い。

ボクシング界は、WBA、WBC、WBO、IBFという主要4団体が存在し、ルールは微妙に違ったり同じだったりし、体重ごとに階級が分かれており、選手のランキングは実績で上がったり、実績無いのになぜか上がったりし、各階級ごとにランキングの頂点にチャンピオンが存在し、しかしWBAにはチャンピオンの上にスーパーチャンピオンというよく分からないモノが存在しという、もうボクシングファンでも説明しながら何が何だかよくわからなくなってくる状態。

なので「ボクシング界がよくわからんっ!」と気になさらなくとも良い。
この試合に関しては「なんか、ちきゅうでいちばんゆうめいなボクサーどおしが、たたかうんだってさ!」という認識で充分である。
「天下一拳闘会の決勝」である。

とは言え実は、メイウェザーが判定勝ちを狙ったボクシングをすれば、世紀の一戦がショボンと凡戦になっちゃう可能性も大いにアリ。
安定した判定王者っぷりを12ラウンドたっぷり観せられる退屈な試合になるかもしれない。

パッキャオはいつも通り倒しにかかるだろう。
勝手な個人的な願いだが、メイウェザーにもぜひ!倒しに行って欲しい!
もうこれ以上モチベーションが上がる試合はきっと無いだろうから、最後になるかもしれないから、ガムシャラに必死で倒しに行くメイウェザーが観たい!無理かもだけど!

両者のファイトマネーの総額は前述した通り、推定240億円以上。
チケット代も膨れ上がり、リングサイド席は700万円。1番安い席でも48万円。それが15分で完売。ダフ屋さん大活躍で今もグングン上昇中!

別に生で間近で観れるセレブな人たちをうらやむわけではないが、こんなチケットを買えるのは、マグマ大使みたいな黄金のジェットで海外のお気に入りの床屋にチョビヒゲのセットをしに行くのが日課のキチガイ石油王とか、裏切り者を斧でバラバラにしてドラム缶で煮込んだドロドロスープを飼い犬に喰わせるのが趣味の麻薬王とか、そのドラッグをたらふく食って自宅ではいつも鼻の頭が真っ白で演技は大根のギャラ泥棒のハリウッドスターばかりなので、お金持ちって何でも観れてうらやましいと思った。

しかし、生観戦は無理でも生放送では観れるのだ!日本ではWOWOWで!5月3日の午前10時から、5時間ブチ抜きの全力生放送である!
「WOWOW契約してないから観れんがな…」
という方は、WOWOWを流してる大手家電量販店のテレビコーナーにドッカリと陣取ろう!
「世間は休日だけど、俺は仕事だよ…」
という方は ↓

ずる休み

…と、会社にちゃんと電話して全力で休もう!

(おわり)




ちなみに私はWOWOWの入会は電話でしました。
受付の方が「この人はワシに惚れとるんじゃなかろうか…」と完全に勘違いするほど親切丁寧きわまりなし。案内にしたがって手順を踏めば面倒なことは一切無し。ズボラ怠惰な私でもサクサク加入できました。

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