銀河は楽しみだ!

「シネマハスラー」が終わってしまった!
なぜだ!?
これからは何を楽しみにして生きていけばいいのか?
もうおしまいだ!

ご存知無い方のために、念のため説明させて頂く。
「シネマハスラー」とは、TBSラジオ「ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフル」の中の看板コーナー。
あらかじめ、サイコロの6面にそれぞれ映画が割り当てられており、振って出た目の作品を、パーソナリティーの宇多丸さんが観に行き、批評をするというもの。
映画好きにはたまらない、最高に「ハイ!」ってやつだア!…なコーナー。

TBSラジオなのに、TBS出資の映画でも、出来によっては、きちんと酷評。。
また、いわゆる「大物」の作品も、同様に手加減無しで評論されるのがすごい。
たけしさんや、松っちゃんの監督作品の悪いところを、ジャンルは違えど芸能界に属する人物で、メディアで言えたのは、宇多丸さんぐらいではないか?

また、宇多丸さんの映画知識の広さも凄い。
「こんな作品までご覧になっているのか!」と心底驚いたことが、2度ある。
1度は、「アウトレイジ」のハスリングの回。
フレッシュな暴力表現の例として、きうちかずひろ監督の「ビーバップハイスクール」の爪切りのシーンを挙げておられた。
ビックリ。
あんな異常な暴力映画を観てるの、私だけかと思ってた!
2度目は、「BECK」のハスリングの回。
劇中に使われる「主人公の奇跡の歌声の表現方法」に関して、オリジナルビデオアニメ版「TO-Y」との類似を指摘しておられた。
再度ビックリ。
あんな、妙なアニメを観てるの、私だけかと思ってた!

また、「第9地区」の回では、戦闘シーンの「板野サーカス」の影響の可能性を指摘しておられた。
そんな言葉までご存知とは、ハンパない。
宇多丸さん凄すぎです。

東京に住んでいた時は、このタマフル(ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフルの略称)の毎週土曜の生放送を楽しみにしていた。
その頃の私は、貧困の底をのたうちまわる生活。
クソッタレ地デジ化にも対応できず、いわゆる「地デジ難民」に。
世間と繋がっているものと言えば、使い勝手の微妙なWiiのインターネットチャンネルか、ラジオしかなかった。

タマフルの放送時間が近づくと、お菓子と飲み物を完備。
ラジオの前でワクワクしながら番組の開始を待った。
こんなにラジオが楽しみなのは、大槻ケンヂさんのオールナイトニッポン以来だった。
(ちなみに今は広島在住。恐るべきことに、この番組の放送が無い!なぜだ!?地デジ難民ではなくなったが、タマフル難民になってしまった!泣く泣くポッドキャストで聞いている。求む!広島での放送開始!よ!)

考えてみると、「シネマハスラー」が無ければ、「SRサイタマノラッパー」シリーズを観ることも無かったような気がする。
あの傑作シリーズを未見のまま人生を終えるなど、考えただけで恐ろしいYO!
また、よく番組内でメールを読まれる「三角締めさん」の面白いブログなども知ることができた。

「シネマハスラー」は映画のみならず、色んな楽しいことを教えてくれた。
そして何より、土曜の夜の高揚感を与えてくれた。
自分にとって、かけがえの無い「週末の祭り」だった。

その「シネマハスラー」が終わってしまった!
なぜだ!?
これからは何を楽しみにして生きていけばいいのか?
もうおしまいだ!
「シネマハスラー」が終わった今、この広い銀河の中で楽しみなことは、毎月の「映画秘宝」と来月発売の「真・女神転生IV」だけだ! ↓

ヒーホーくん

…と泣き濡れていたら、後続コーナーの「週刊映画時評ムービーウォッチメン」もコンセプトは「シネマハスラー」と一緒だった。
サイコロがガチャポンに変わっただけ。
変更点は、課金をすれば、観たい映画が出るまで、ガチャポンにチャレンジできること。
つまり、宇多丸さんへの救済措置が加えられたわけだ。
第1回は「シュガーラッシュ」
以前と変わらず、宇多丸さんの素晴らしく楽しい映画評論が、ガッツリ聞けた。

なんだ!
泣き濡れて損した!
良かった!
この広い銀河の中で楽しみなことは、毎月の映画秘宝と、来月発売の「真・女神転生IV」と、「週刊映画時評ムービーウォッチメン」だ!
そして「進撃の巨人」の続きと「劇場版 BUCK-TICKバクチク現象」も楽しみだ!
チマチマ残業したので、今度のお給料も、いつもよりちょっとだけ楽しみだ!
この広い銀河は、けっこう色んなことが楽しみだ!
ヒーホー!

(おわり)