私の「歴代ドラクエランキング」

 

ドラクエ最新作「ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて」が発売された。
私は歴代ドラクエを、すべてリアルタイムでプレイしている遊び人のオッサンなので
もちろん発売日に手に入れた。3DS版。やはり面白い。
時間がなく、なかなか進まないが、せっかくだからゆっくり長く楽しもうと思っている。

 

ところで友だちで集まり「今までのドラクエでどれが1番好き~?」「ワシはファイブ~結婚できるけえ~。」などとワイワイ話し、このシリーズのランキングを決めたりするのはとても楽しいもの。
そこで友だちのいない私も「歴代ドラクエランキング」を考え、発表させて頂くことにした。(最新作Ⅺはまだクリアしてないので除く)
80年代に青春を過ごした同世代の方は、1位だけは同じ結果になる!…ような気がする!

 

 

私の歴代ドラクエランキング

 

10位  ドラゴンクエストⅥ 幻の大地(スーパーファミコン)

 

ダーマ神殿の転職システムが復活し、自由度が高くバランスも良かった。
個人的にこの作品で真っ先に思い出すのは、アモスのイベントである。切なさと優しさのある、堀井雄二さんらしい名エピソードだったと思う。
それとエンディングのテリーのピキーン!
粋で思わずニヤリだったな~!

 

 

 

9位  ドラゴンクエストⅦ エデンの戦士たち(プレイステーション)

 

仕事が終わった後にコツコツやり続け、クリアするのに半年ぐらいかかってしまった。長かった。
「キーファとはいつ再会できるんだろう…いつだろう…」とひたすら思いながらやり続けた。
山田孝之さん言うところのいわゆる「キーファ問題」である。
結果は「ガーン!マジかよ!」だったが、あのエンディングにはやはり素直に感動した。
それと正直を申すと、やっぱり途中のあのムービーは当時でもかなりおどろきとまどった。

 

 

 

8位  ドラゴンクエストⅤ 天空の花嫁(スーパーファミコン)

 

スーパーファミコン版だと、物語のあの流れで嫁はんにフローラを選ぶ人は少なかったのではないだろうか?
そんな私はもちろん迷わずビアンカを選んだナイスガイである!大富豪がなんだ!金がなんだ!重要アイテムがなんだってんだ!
でも2回目でフローラを選んだら清楚ですごいいい女でした。グヘヘ。

 

 

 

7位  ドラゴンクエストⅨ 星空の守り人(ニンテンドーDS)

 

この作品が出た時は渋谷で働いていた。
休憩中に街を歩いたり、帰りの電車に乗ったりすると、一瞬で枠がいっぱいになるほど多くの人とすれちがい通信ができ、驚いた。
田舎に住む人が「全然すれちがえない…」という話を聞くと「田舎モンはかわいそうに…一瞬で多くの人とすれ違うワシ。シティーボーイよ…」と広島の田舎モン丸出しのことを思った。
やりこみ要素もハンパないボリュームで、たび重なる発売延期も「こりゃ仕方なかったかも」と思えた。

 

 

 

6位  ドラゴンクエストⅣ 導かれし者たち(ファミコン版)

 

オムニバス形式のストーリー展開、AIの導入など、驚きのチャレンジがなされた作品。
国内RPGの王様の地位に甘んずるのを良しとしない、堀井雄二さんの勇気、冒険心を感じた。
前作のⅢと全然ちゃう派手なタイトルや、旅の扉のエフェクト、ラスボスの大変身にもビックリ。

 

AIに関してはファミコン版には「めいれいさせろ」のコマンドがなかった。そのため「ここぞ!」というところでなかなか思ったように導かれし者たちが導かれてくれず、まあまあ困ることもあったが!特にクリフト!唱えてくれん!ザラキを!
そのたびに勇者(私)が癇癪をおこしてパーティーからはずすので馬車からとびだしたりもどったり大忙しで気の毒であった。

 

それとどっかのほこらか何かにいた誰かが、真の敵の名前を伝えようと「エスター…」と言いかけたとこでグシャッ!と消されてしまうとこが残酷で強烈だった。
そう!この作品、シリーズの中でも屈指の残酷さ、悲しみに彩られたストーリーだと思う。
主人公の村で起こるジェノサイドやデスピサロがダークサイドに落ちる理由など「2Dのドット絵で良かったかも…」と思うほど超悲しい。
ちなみに私の友だちは「ラスボスにトドメをさしたのはトルネコが呼んだ商人軍団じゃったよ…」とションボリ言っていた。長い旅路の果てに劇的にカッチョよくあって欲しいトドメの一撃がそれ。超悲しい。

 

 

 

第5位  ドラゴンクエストⅧ 空と海と大地と呪われし姫君(プレイステーション2)

 

この作品の画面が初めて発表された時は驚いた。
そこには今までの2頭身キャラとは違う、背の高いカッチョイイ主人公が3Dの世界を走り回ってる姿があった。

 

「ドラクエはやっぱ2頭身!もっと言えばドット絵!そのシンプルさがプレイヤーの想像力を刺激し、脳内で理想のキャラとなるんよ!ワシの中ではローラ姫は超美人なんよ!このⅧのキレイな絵じゃあ、あまりにもイメージが限定されてしまうんよ!」
と周りにウソぶいた。
しかしいざやってみるとゼシカのお色気にメロメロ。スエはゼシカに見とれている!状態であった。モンスターたちよりずっとハートマークをいっぱい出しまくりあげていた。これは完全に秘密だがどんなに最終決戦的な危険なダンジョンでも極寒の冬山でも常に「まほうのビキニ」を着せていた。グヘヘ。ローラ姫みたいなカクカクした女なんか知らん。
そんな…ひどい…

 

 

 

第4位 ドラゴンクエストⅩ(Wii版)

 

私にとって初めてのオンラインRPG。
プロローグが終わり、いよいよオンラインの世界に入った時は体が震えた。
他のプレイヤーのみなさんが本当に同じ世界の中を走り回っていることが衝撃だった。
人にも恵まれ、パーティーに誘って下さった方はみなさん親切だった。
自分の作ったアイテムが売れたり、途中で見かけた見知らぬ誰かが必死で戦ってるのをおうえんしたりされたりするのもすごく楽しかった。
現実生活で仕事の面接に連続でブチ落ち、ションボリしてる私をホントにおうえんしてくれる方もいた。

 

おかげさまで仕事が決まり、あまりプレイ時間が取れなくなってしまったため途中からはほとんどソロプレイ。「オンラインはイヤだ」と言ってる方もいたが、ソロプレイでやれば、いつもの快適ボッチなドラクエである。
改良が加えられ、より快適になったり施設やイベントが増え、どんどん世界が広がっていくのも衝撃だった。

 

他のゲームもやりたいため、最初のボスを倒しただけでやめてしまったが、料金分、十分楽しかった。
やっぱりゲームは無料じゃなく、ちゃんと課金できちんとキッチリ楽しみたい。
スタッフの方が「10年は遊べるようにしたい」と言っておられた。
きっと今も広がり続けるアストルティアの大地を、みんな元気いっぱい走り回ってるんだろうな…

 

■関連記事:以前に書いたドラクエⅩについてのコラムです ↓

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ドラクエXをまた始めた
ドラクエXをまた始めた。 アストルティアの大地を踏みしめるのは、約2年ぶりだ。 前にも書かせて頂いたが、Wii用ソフトとしてドラクエXが最初に出た時、発……

 

 

 

第3位 ドラゴンクエストⅡ 悪霊の神々(ファミコン)

 

シリーズの中でも屈指の難しさだと思う。
いや「難しい」などという言い方は生ぬるい!怖い!もうこれは恐怖のゲームだ!

 

その恐怖はプレイ前から始まっている。誰もが絶対に間違えて部屋を転げ回った「ふっかつのじゅもん」の入力である。
そして何といっても最終決戦の地、ロンダルキアへと続く落とし穴だらけの長い洞窟。
ピュウ~!という落下音。それは寿命を縮める調べ。
やっと地上に出て広がるまばゆい雪原に、本当に目がくらむような感動を覚えたのも束の間、ほこらまでたどりつかねば、またあの落とし穴地獄のやり直し。しかし満身創痍の3人に襲い来るブリザードの容赦せんザラキ攻撃!怖い!「悪霊の神々」という禍々しいサブタイトル通りもうこれは恐怖のゲームだ!

 

ちなみに「CURE」や「クリーピー 偽りの隣人」など最恐のホラーで映画ファンをブルブル喜ばせてくれている黒沢清監督も、以前NHKの番組で、この「ドラクエⅡ」の恐ろしさについて語っておられました。

 

もちろん恐いだけでなく、ムチャクチャ面白かった。
毎日、夢中で遊んだ。
鴻上 尚史さんのオールナイトニッポンで特番が組まれ、カセットテープに録音して擦り切れるぐらい何度も聞いた。(ニコ動にありました!な…懐かしい!↓)

 

 

ところでこの作品。
私はどうしても自力で解けず友だちに聞いた謎が一つある。「たいようのもんしょう」である。みなさんはどうだったでしょうか?

 

 

 

第2位 ドラゴンクエスト(ファミコン)


記念すべき第1作。
ご多分にもれずジャンプのファミコン神拳を読んで興味しんしん。しかし金がない。
当時、中古ファミコンショップのVISCOが「中古カセット5本で新品1本と交換!」というシステムをやっていた。
兄に「この作品がいかに斬新で話題になっているか、自分の友だちもどれだけ夢中でやっているか」を熱弁、兄が所有する「忍者くん」をまんまと巻きあげ、私のファミカセと合わせて5本にし、VISCOへGO!手に入れた。

 

しかし本当は、私の周りにはけっこう「つまらん」という人が多かったのである。
私にはこの感想はサッパリわからなかった。
堀井雄二さんがインタビューで「始まって5分で面白いと思わせないとダメだと思った。」と言っておられたが、その言葉通り!最初の王様の部屋の中でもう私はこのゲームのトリコになっていた。

 

カクカクしたドットで記号のように描かれた2頭身のキャラ、町やフィールドのグラフィック。
文字だけのアイテム。
正面を向いたままの主人公。
はなす きた みなみ そのほうこうにはだれもいない…
このシンプルきわまりない画面を通し、無限に広がるアレフガルドの大地を私は確かに見たのだった。

 

ちなみに歩きにくかった山が、竜王を倒した後はスイスイ歩けるようになるとこが子供心に「凝ってるな~。」と思いました。

 

 

第1位 ドラゴンクエストⅢ そして伝説へ(ファミコン)

 

文字だけのちょっとギョッとするぐらいシンプルすぎるタイトル画面。
すべてのメモリを極限まで内容のほうに回した結果である。
有名なこのエピソード。いつも温厚で柔和なイメージを抱いていた堀井雄二さんの、鬼気迫るような狂気、執念を子供心に感じた。

 

 

そしてその面白さたるや!
転職システムを導入した自由度の高いキャラメイク。
現実の世界を模したマップとその地にちなんだエピソード。
前作の「Ⅱ」ではイマイチ効果が薄かったルカナンやスクルトが抜群に使えるように調整された楽しい戦闘。
はぐれメタルを「どくばり」でプスッと倒せた時の喜び。
昼と夜で細かく変わる人々の会話。
新しいキャラをパーティーに入れ、強い敵を倒した時の連続レベルアップの衝撃、快感などなど…

 

学校はもちろん休んで買った。
ずっとやっていたいと思った。
自分の部屋にテレビがないことをこれほどうらめしいと思ったことはなかった。
日曜は寝坊しなくなった。早起きして母が仕事に行った後、帰ってくるまで12時間ぐらいずっとやった。
この世で一番楽しいもの。それが「ドラゴンクエストⅢ」だった。

 

ところで「おうごんのつめ」について。
当時、時の人となった堀井雄二さんのインタビューが某写真週刊誌に載っていた。
その中で堀井さんが「実はピラミッドには秘密があるんですよ。」と言っておられた。
私がそのことを学校で友だちのF君に話した翌日のこと。
「スエちゃん!ピラミッドで『おうごんのつめ』ゆうアイテムを見つけたよ!」と大興奮のF君。
何でも私の報告をたよりに、ピラミッド内を「一歩あるいては調べる…」という気の遠くなるような作業を繰り返し、あの「おうごんのつめ」の隠し階段を見つけたというのである!
そして驚いたのは、この話が1日であっという間に全校中に広まったことである。ネットがまだない頃の話だ。
これはあくまで私の勝手な考えだが、広島では「おうごんのつめ」を見つけたのはF君が一番だったんじゃないかな?…と思っている。
みなさんの地域ではどうだったろう?
…と、この作品に関しては話がつきない。

 

ところで以前、藤子・F・不二雄先生が、手塚治虫先生の「新宝島」を初めて読んだ時のことをこう書いておられた。

 

新鮮な衝撃でした。この衝撃の大きさは、いくら具体的に説明しても経験した人でなければ通じないと思います。今、復刻版を読んでもダメです。あの時代まで遡り、ぼくらと同じ年代になって読んで貰わねば、到底実感できないでしょう。

 

私はこれと同じことが「ドラゴンクエストⅢ」にも言えるのではないかと思う。
この作品の衝撃の大きさは、あの時代まで遡り、同じ年代になって遊んで貰わねば、到底実感できないような気がする。(もちろんリメイク版などをやっても確実に面白いのは確かだが。)

 

私はいわゆるスクールカーストの最下層男子で、毎日毎日つうこんのいちげき級のダメージを心と体に受けながら、毒の沼の底ではいずり、のたうちまわるようなズタボロの最低の青春だった。
しかしこの「ロト三部作」の伝説の輪が見事に美しく閉じる瞬間をリアルタイムで体験できたことだけは本当に良かったと思う。

 

 

  • 10位 ドラゴンクエストⅥ 幻の大地(スーパーファミコン)
  • 9位   ドラゴンクエストⅦ エデンの戦士たち(プレイステーション)
  • 8位   ドラゴンクエストⅤ 天空の花嫁(スーパーファミコン)
  • 7位   ドラゴンクエストⅨ 星空の守り人(ニンテンドーDS)
  • 6位   ドラゴンクエストⅣ 導かれし者たち(ファミコン)
  • 5位   ドラゴンクエストⅧ 空と海と大地と呪われし姫君(プレイステーション2)
  • 4位   ドラゴンクエストⅩ (Wii)
  • 3位   ドラゴンクエストⅡ 悪霊の神々(ファミコン)
  • 2位   ドラゴンクエストⅠ
  • 1位   ドラゴンクエストⅢ そして伝説へ(ファミコン)

 

以上、私の「歴代ドラゴンクエストランキング」はこのような結果になった。
古い作品ほど記憶が鮮明なのが不思議である。
みなさんのランキングはどんな感じでしょうか?
(おわり)